主人公が幸せになるということ
少女漫画とか恋愛ドラマでよくある、主人公が幸せになるためだけの演出がきらいだ。
例えばだけど、好きな人の好きなところを、わざわざ自分のことを好きな人の前で言わなくていいんだ。
振られる側の気持ちは考えたか?
いろんな人を傷つけて、やっと幸せになれる世界なのか。
なんの罪悪感もなく、最後に幸せだけをかっさらっていく主人公、ずるくないか。
そんなのハッピーエンドじゃないと思う。
わたしはいやだぞ。
少女漫画は道徳の教科書じゃないから、「全員が幸せに」なんて正義をわたしだって求めてないよ。
だけど、主人公の幸せのためにいろんな人が傷ついて悲しんでるってことを、筆者はもちろんだけど読者のみんなも忘れちゃならないのだ。
誰目線だよって思うかもしれないけど、わたしは納得がいかない!